丸川隆英氏、丸川正剛氏による特別ジュエリーセミナー報告

5/28(火)の放課後、地元大阪にてジュエリー職人の丸川隆英氏、丸川正剛氏による特別ジュエリーセミナーが行われました。

 

丸川隆英氏は、厚生労働省が卓越した技術者を選ぶ「現代の名工」や、「黄綬褒章」に選ばれるほどの技術を持つ方。現在は技能五輪国際大会出場する大阪校研修生 安田 亮選手の技術指導もしていただいており、正剛氏も父親である隆英氏の技術を受け継ぐジュエリー職人をされています。


 

今回のセミナーでは、現在ギャラリー結Osaka にて開催中の『J hands club +++ Jewelry Exhibition』(丸川氏が所属する大阪のジュエリー職人集団 J hands clubによる作品展)に展示されている作品の技術解説と、参加学生が実際に作品を手に取って鑑賞しながら質問に答えていただく時間が設けられました。

その作品ひとつひとつの技術の深さ、美しさにみんな大興奮。終了予定時間が過ぎても質問する学生が途絶える事がありませんでした。

 

 

制作方法をひとつひとつ丁寧に説明される、丸川隆英氏。

 

 

 

作る楽しさを持ち続けることが大切と語る、丸川正隆氏。

 

 

 

丸川氏独自に編み出した工法「スノーヒット」。金属の表面に針のような工具で何万回も打ち付けて出来たビロードのようなテクスチャーが、蝶の柔らかい羽を美しく表現しています。

 

 

「何年作り続けても、まだ作ってみたいもの、学んでみたいことがたくさんあります」という言葉が印象的でした。J hands clubでの活動は仕事としての制作とは別に、その思いや考えを試すための大切な機会であるということです。そういった日々の積み重ねが、素晴らしい仕事、作品に繋がるのだということを感じることが出来ました。

 

1年生の質問で「どのくらい修行すれば一人前になれますか?」というものがありました。その答えは、「10年くらいと言われますが、大切なのは時間ではなく、どういう風に仕事と向き合っていくかだと思います」ということ。

みなさんも1日1日の授業を大切に過ごしていきましょう。

 

<丸川氏の作品をはじめ、たくさんの技巧を凝らす数々を見ることが出来ます>

『J hands club +++ Jewelry Exhibition』

2013/5/29 (水)〜6/11(火)  ※6/2(日) Close、6/9(日) Open

10:00〜18:00

ギャラリー結 Osaka(ヒコ・みづのジュエリーカレッジ大阪校1階)