読むジュエリーワンダーランド #4 / Otto Künzli氏の ” THE EXHIBITION “

読むジュエリーワンダーランド #4

キングオブコンテンポラリージュエリー

Otto Künzli / オットークンツリ氏の ” THE EXHIBITION ”

 

オットー先生は、鋭く、ストレートに社会を考えさせるジュエリーを生み出し続ける偉大なジュエリーアーティスト。水野学園理事長著の”世界のジュエリーアーティスト上巻・下巻”の両方でも詳しく紹介されている、本校ともとても交流が深い先生です。

2013年3月、春休み企画として行った、ジュエリーワンダーランドの旅ですが、この旅の大きな目的の一つは、オットークンツリ氏の大きな個展”THE EXHIBITION”を見学すること。

3月のミュンヘンは、ジュエリーの大きな公募展Schmuck2013を中心に、60を超えるジュエリーの展覧会やパーティーが街中で開かれ、様々なジュエリーアーティスト、ギャラリスト、学生たちが世界中から集まる、まさにジュエリーワンダーランド。

その中での一番の注目が、オットー先生の”THE EXHIBITION ” なのです。

ミュンヘンの大きな現代美術館ピナコテークデアモデルネの中庭にたてられた特別なスペースで行われました。

会場の中には、オットー先生の初期の作品から、最新作までの作品に合わせて作られたケースがならんでいます。

 

オットー先生の最新作は、fake(偽造)と copy(複写)をコンセプトに作られた印材を使用したリング。中国で発表されていることもあり、オットー先生の社会感がやはり鋭く形に表されています。

「本物とは何?」という自問自答が続きます。

ポスターにもなってる代表作の一つ“Oh,Say!”については、読むジュエリーワンダーランド第一弾で紹介していますので、ぜひ→http://h-stew.com/event/13541.html

 

この展覧会のオープニングレセプションは、見渡す限りの人、人、人!

日本では、こんなに人の集まるジュエリーのレセプションを見たことがありません!

そして、レセプションのあとは、展示を見るための列、列、列!

そんなオットー先生、今回の私たちの訪問にもとても尽力して下さいましたし、学生たちにもとても優しく、写真にもサインにも気軽に応じてくれました。

そして、オットー先生に、サプライズ!

オットー先生にお花を一輪ずつプレゼントしよう。という連絡がオットーの歴代の学生たちやアーティスト仲間たちにまわります!持ちきれないほどのお花を抱えて、オットー先生も嬉しそう。

オットー先生が、アーティストとしてコンテンポラリージュエリーの存在を世界に広げ、指導者としてジュエリーアーティストを育て、トップランナーとしてアーティストたちの活躍の場所をつくり、現在、3月のミュンヘンがコンテンポラリージュエリーの巨大な発信基地になっているということを、改めて感じた1週間でした。

この展覧会、なんと2015年に東京に巡回されます!!!!!

ミュンヘンには行けなかったみなさん。お楽しみに!

 

こちらは、展覧会 THE EXHIBITION に合わせて出版されたものすごくかっこいいカタログ ” THE BOOK “!

オットーのすべての作品を見ることができるといっても過言ではない重厚な一冊。内容に負けない3kgという重さもまたよしです。amazonで検索したら、現在予約受付中でしたので、調べてみては?

ジュエリーワンダーランドツアーの情報はまだまだ続きます。

次回の読むジュエリーワンダーランド#5をお楽しみに!

 

みね