SHF1/BM1 工場見学in栃木

 

SHF1/BM1  工場見学in栃木

 

シューメーカー、バッグメーカーコースの1年生が、栃木にあるヒール・木型を生産している株式会社カネコの工場と、革を鞣している栃木レザー株式会社のタンナー工場に行ってきました。

社長様にご挨拶頂きました。株式会社カネコは栃木県佐野市にある歴史のある会社で、世界に誇る佐野ブランド企業の1社として認証されています。

まず、ヒールを作るには金型の原型を木で制作します。この作業は職人の手感覚で作られて行きます。

ここはヒールの原型を制作する部屋です。鋳物で金型を作り、樹脂を流し込んで成型します。

体重を支えるヒールだからこそ、折れたら一大事になるので、新しいヒールは必ずヒールを叩いて折れないか検証するヒール疲労検証試験機にかけ、2万回叩き続け、折れなかったヒールのみ生産されます。

木型は手で削った基型の形状を機械でなぞり、新しい木型をクルクルまわしながらその表面を同じに削っていきます。

ヒールや木型は靴作りには欠かせない材料です。それらがどのように作られているを知り、学生達は大変興奮していました。

 

 

 

世界で評価を受けている歴史あるタンナー工場、栃木レザーに伺いました。タンナーとは、動物の皮(主に牛)を革へと加工するは鞣し(なめし)という工程を行う場所です。鞣しには、天然素材の渋で鞣すタンニン鞣しと塩基性硫酸クロムで鞣すクロム鞣しの2種類があります。栃木レザーは世界からも高い評価を受けている古い歴史を持つタンニン鞣し工場です。

 

写真は原皮というまだ毛がついている牛の皮です。

ピット槽と呼ばれる槽が160余あり、その中に濃度の違うミモザの渋が入っており、約20日間かけて皮を順番に浸し鞣していきます。この規模で行っているのは世界でも珍しく、この工場の一番の特徴となっています。

 

大きなドラムに皮を入れ、水洗いしたり加脂することで革へと仕上げていきます。

 

鞣しが終わった革を希望の仕上がりに仕上げて行く工程です。革をのばしたり・塗装したり・つやを出したりします。

 

皮が革になるまで20以上の工程を2ヶ月半かけて行います。本当に多くの手作業、力仕事、職人技によって革ができていることがよくわかりました。革を大切に使おうと学生達は強く思ったようです。