卒業生のアトリエ&ショップ訪問インタビュー 『OF US(オボス)』

韓国アトリエ訪問インタビューの第2弾。

今回は韓国ソウルにてヒコの卒業生を含む3人でアトリエ兼ショップを運営している、同じく韓国の卒業生、クォン ジョンスクさんにお話しを伺いました。

 

 

hiko:

アトリエのご紹介をお願いします。

 

Jeongsuk:

アトリエ兼ショップがあるのは、ソウルのチャンドックン(世界文化遺産)の北村(ブッチョン)という所です。街はとても静かですが観光客も多く、近くにはデザイナーズブランドや作家さんのアトリエショップが集まっています。

アトリエ内は前方が販売スペース、奥が作業スペースになっています。

『OF US』blog →

 

 

 

 

hiko:

素敵な空間ですね。

こちらのアトリエをつくるきっかけは?

 

Jeongsuk:

帰国して仕事をしながら家で作品を作っていたのですが、きちんとした自分の居場所を作りたいと感じていました。同じ頃に再会したヒコの卒業生も同じようなことを考えていたということもあり、アメリカでジュエリーを学んだもう1人を加えた3人で共同のアトリエを作ろうということになりました。

アトリエのインテリアは自分たちでやろうと決めました。まだ勤めながらの作業だったので、意外にこれが大変でした。

 

hiko:

3人でアトリエを運営していかがですか?

 

Jeongsuk:

3人で運営することで、何をするにも心強いです。ブログなどの広報は私、ディスプレイは専門的に勉強したメンバーが担当するなど、お互い得意なことを分担して、助け合っています。また、家賃や工具等をシェアできるので、経済的にも負担が少ないのがメリットです。ただ、何か新しいことをしたい時は必ず相談して、3人が納得してからでないと動けないので、それは時に難しく感じます。

 

hiko:

今後アトリエを作りたい学生にとって、とても参考になるお話しですね。

ショップも兼ねているということですが、接客をしていて感じることはありますか?

 

Jeongsuk:

ヒコに留学する前に比べて、ジュエリー作家の作品に対しての理解が広がってきたと思います。少し値段が高くても、デザイン的に面白いものや珍しいものを求める方もいらっしゃいます。でも、買いに来るお客様の中には、素材を気にされる方もいます。ゴールドの品位まで細かく確認されることが多いので、そういったところは日本との違いを感じています。

 

hiko:

なるほど。国によって素材に対する捉え方は様々ですね。

 

続いて、ご自身のブランドについて伺いたいと思います。

 

Jeongsuk:

はい。

ブランド名は、AAS(アース)といいます。 (facebookのページ→

 

 

Anima(魂のラテン語) at shuku(自分の名前、ジョンスクのスクの頭文字をとって作った名前です。)作品は主にシルバーと樹脂を使っていて、図形等の幾何学模様をデザインベースとした、カラフルなものを展開しています。

ヒコ卒業生同士のグループ展で販売したり、シンサドンにある「KUD」というセレクトショップに置いてもらったりもしています。そちらのショップは芸能人やスタイリストさんがよく来るので雑誌やドラマの衣装で使用されるきっかけにもなっています。

 

hiko:

テレビでも着用されたとのことですが、どのような作品ですか?

 

Jeongsuk:

青い三角形がポイントのリングです。テレビでの使用の他、雑誌にも紹介されました。

 

 

 

こちら↓は1番売上げがあった商品です。

ハロウィンのイベント商品として作ったのですが、評判が良くて、シーズンが終わっても問い合せがあります。

 

 

hiko:

スタイリッシュなデザインで、かっこいいですね。

これから、どのようなブランドにしていきたいですか?

 

Jeongsuk:

ブランドとして動き始めたばかりなので、これからは広報のほうをもっと力をいれたいです。エージェンシーにもお願いしているのですが、自分でもホームページを作成して世界中の方に作品を見ていただきたいです。5年後には、韓国、日本以外の国でも販売していただけるようになっていたいと思います。

 

hiko:

今後のご活躍が非常に楽しみです。

 

最後に、在校生にメッセージをお願いします。

 

Jeongsuk:

学校にいる時は、先生にたくさん質問したほうがいいと思います。ヒコの先生はとても気さくで話しやすい方が多いので、私もたくさん伺って技術をより多く学びました。あとは、学校内のイベントも出来るだけ参加することをおすすめします。イベントを通してクラスを越えた友達ができ、それは私の今の財産になっています。

 

hiko:

ありがとうございました!

 

韓国のデパートなどでは委託販売で入ることは難しく、新人作家の活動範囲は非常に限られているとのことです。そのような中、ヒコで学んだことを活かして頑張っている先輩のお話しは、留学生のみなさんにとって参考になるものばかりだったかと思います。

 

ヒコは、このような先輩方に続くみなさんを応援しています!

 

東京校講師 島崎、大阪校講師 赤澤が韓国で再会した卒業生の活動報告は、今回が最終回となります。また機会がありましたら、レポートをしたいと思います。

ご協力いただいた卒業生のみなさん、ありがとうございました!

 

Report

東京校:島崎 大阪校:赤澤