博物館レポート 国立民俗学博物館

大阪、太陽の塔で有名な吹田市の万博記念公園に併設する博物館をご紹介します。

 

国立民俗学博物館は、日本における文化人類学と民俗学の研究拠点です。博物館内では研究の為に収集された、世界の諸民族が生み出した約1万点もの造形物や生活用具が公開されています。

 

本館に足を踏み入れると、壁一面に広がる展示物に圧倒されます。

世界の地域ごとに区切られ、それぞれの文化が生み出した生活用品や衣装、装飾物が所狭しと並べられています。民族衣装ひとつとっても、彩り、模様、形、素材から、それぞれの気候や文化の違い、宗教などの思想の違いを感じることができます。

 

展示の中には19世紀頃のアメリカで使用されていた彫金工具や作業机、パキスタンやネパール地方の加工道具もあり、今わたしたちが授業で使用しているものとの繫がりを感じることができます。

 

館内では無料で音声ガイド装置を借りられたり、世界の儀式や芸能を収録したビデオを視聴することもできます。また、併設されている図書館では博物館の休館日(水曜日)と日曜・祝日以外は一般の入場者でも閲覧することができるので、皆さんも是非活用してみてください。

とにかく展示数が多いので1つ1つじっくり観ていると、あっという間に一日が終わってしまいます。

なお、展示物は個人使用に限り写真・ビデオの撮影は可能です。(今回の記事における画像も全て民俗学博物館の資料となります。その旨、許可をいただきました。)

 

日常生活では目にすることの出来ない色や形に、新しいデザインの素になる可能性を秘めています。春休みの時間がある今、是非訪れてみてください!

 

 

国立民族学博物館

休館日:毎週水曜日(※ただし、水曜日が祝日の場合は翌日が休館日)、年末年始(12月28日~1月4日)

開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)

〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1 電話:06-6876-2151(代表)

 

 

大阪まで行けない!という東京校の皆さんには、現在 国立新美術館にて行われている『イメージの力 -国立民俗学博物館にさぐる』の展示をオススメします。そちらの展示では、国立民族学博物館のコレクションを通し、人間が古来からどのようにイメージを生み出してきたのかを感じることができます。