ウォッチメーカーコース・スイス研修旅行

11/17~26日までの9日間はチューリッヒから入り、バスでジュラ山脈に沿って時計生産拠点を巡りジュネーブに抜けるという旅でした。

 

訪問した会社は、オメガ社、カルティエ社、オーデマ ピゲ社、そして独立時計師のフリップ・デュフール氏、ロマン・ゴチエ氏の5社とラ・ショード・フォン国際時計博物館、エスパス・オロロジェ、パテック・フィリップミュージアムの3つの時計博物館です。

まず始めに見学したのはビエンヌにあるオメガ社です。

修理のための時計が届いてから、見積、修理または修復、部品管理の方法といった全てを見学し、通常ではあまり見ることのできない、外装研磨の部門まで惜しげもなく見学させていただきました。

 

 

 

 

 

 

2日目は、時計製造の為に作られた街として世界遺産に登録されているラ・ショード・フォンにあるカルティエ社。

カルティエはジュエリーが有名ですが、時計の商品開発にもかなり力を入れており、時計の工場では1200名が働いているとのことでした。

ケース・デザインから完成品になる工程を見学しましたが、カルティエ社では、時計の機械部までデザインから行っており、機能だけではなく、見たときの美しさということにも重きを置いていることに驚きました。

工場でのカメラは厳禁で、携帯電話も持ち込めないほどのセキュリティーでした。カルティエ社では、ゲストレストランで昼食までご馳走になりました!

 

 

 

4日目は、“学生が憧れる時計師”ル・ソリアにある独立時計師フィリップ・デュフール氏のアトリエ。

デュフール氏は、時計の装飾の仕方をデモンストレーション、さらに学生にまで実際に作業をさせていただけました!

 

 

 

続いて訪れたのがロマン・ゴチエ氏のアトリエです。

2013年度ジュネーブ時計グランプリのメンズコンプリケーション賞を受賞した、鎖引きを搭載したとても美しい時計、価格はなんと約1598万円!Logical Oneの説明と時計の装飾工程を見学、パーツの美しさに感激!

 

 

 

 

最後は、ル・ブラッシュにあるロイヤルオークで有名なオーデマ ピゲ社。

ここでは、文字盤の製作や博物館に展示されるような時計のレストアを行っている部門まで見ることができました。

レストア部では創業当初1875年頃の時計部品のストックがあり、レストアの際はその部品を使用してしまうと物がなくなってしまうので、ストックの部品を測定して、それと同じ物を製作してレストアを行うということでした。創業当初の時計から現在の時計までを直すことのできる環境に感動しました。

 

 

 

 

今回の研修旅行では、スイスの時計産業環境や時計産業に携わっている方々の情熱を肌で感じることができ、社会に出てからは体験できない“学生だからこそ”の経験をする事ができ、貴重な時間を過ごしました。