みんなのアレルギーEXPO2019 レポート

10月29日(火)・30日(水)に「みんなのアレルギーEXPO2019 」とともに第2回EQBC2019金属アレルギーコンテストの授賞式が行われました。

みんなのアレルギーEXPO2019では様々な企業や団体が集まりアレルギーに対応した商品やサービス各ブースにて紹介しています。

学校からはインストがブースを出展。株式会社博報堂様とのコラボレーション課題「LIFE INSIGHT」の成果発表として学生がそれぞれ考えた金属アレルギーを持つ方への提案を展示、そのコンセプトとプロセスを紹介するブックを配布しました。

学校や課題の紹介と学生から成果発表の場としてプレゼンテーションを会場内で行いました。その内容を一部紹介いたします。

日影さんはよく食物アレルギー表示などで目にする”ピクトグラム”の金属アレルギー版をデザインしました。重度の症状を持っている方は素材がわからないと触れるのも怖い、という不安に応えるための提案です。分かりやすくシンプルなデザインで安心を提供するサービス考えました。

後藤さんは金属アレルギーの方が楽しめるサブスクリプションサービスを提案しました。なかなか自分の症状にあった商品に巡り会えないもどかしさや探し求める時間へのマイナスイメージを好転させる発想から生まれた商品お届けサービス。月々のテーマに沿ってアレルギー対応のジュエリーと合わせ”手元”のケアの商品などの詰め合わせのアイデアです。

チェ・ヨンスクさんは「楽しいワンタッチ」というタイトルでネックレスの金具などに使われる引き輪とピアスのポストを一体化させた、新しいジャンルである”金具ジュエリー”を提案しました。
耳まわりは最もアレルギー症状が出やすいと言われているため、罹患者からすると最も着けたくても着けづらいアイテムと言えます。そのもどかしさを解消するため、アレルギー反応の少ない貴金属金具を使った金具ジュエリーと、自分でカスタマイズできる楽しみを提案しました。

「楽しいワンタッチ」を提案したチェ・ヨンスクさんは第2回EQBC2019金属アレルギーコンテストにて企業賞のBLOMDAHL賞を受賞しました。

金属アレルギーコンテスト審査員であり本校講師を勤める黒沢先生

審査員からは学校のブースの総評として審査の際はデザイン案での選考だったため、想像していたより実作のクオリティが高く驚いたという温かいお言葉もいただくことができました。

2日目には渋谷クロスFMの公開収録に学生が参加し、パーソナリティの時東ぁみさんと盛り上がりながら新しいジュエリーの可能性についてラジオを通して多くの方に伝えることができました。

「金属アレルギー」というテーマは生活する中で実際に症状に苦しんでいる罹患者の方々と向き合う必要がある難しい課題だったと思いますが、成果発表の場でプレゼンテーションや実際にブースに立ち寄ってくださった方々への接客などを通してクリエーションの背景のストーリーを伝える大切さを学ぶことができたのではないかと思います。

この課題での経験を是非今後のクリエーションや活動に生かしてもらいたいと思います。

多賀谷 (tagaya)