シルバーアクセサリー&クラフト専攻 造幣局見学レポート

10月1日、シルバーアクセサリー&クラフト専攻2・3年生合同で社会科見学に行ってきました。

見学先は「造幣局さいたま支局」。造幣局は、硬貨の製造、勲章、褒賞の製造を行なっている独立行政法人です。

*紙幣は国立印刷局で製造されています。

まずは、博物館を見学。お金の歴史や貨幣・勲章の製造工程を学ぶことができます。

江戸時代の大判小判から戦時中に貨幣として使われた陶器製のお金、日本でこれまでに開催されたオリンピックのメダルまで、歴史的にも貴重なものなどがずらりと並んでいます。

 

学生たちも興味津々な様子。

 

次に製造過程が見学できる工場ルートへ

造幣局さいたま支局では、「プルーフ貨幣」と呼ばれる収集のための特別な加工を施した貨幣や勲章を主に製造しています。

プルーフ貨幣は鏡面仕上げかつ模様がつや消しされているのが特徴で、貨幣がより美しく見える仕様になっています。

さらに今回は特別に、普通では入ることの出来ない造幣局の内部まで見学させていただくことができました!

勲章を作っている七宝室と貨幣やメダルの原型を作っている工芸室です。

工芸室では、今まさにたくさんの原型が作られています。

東京オリンピックの記念コインも!

コインの極印原型は大きく粘土で模様を作っていきます。原型でも高さが約1ミリ以内に収まるように模様の立体感を表現しなくてはならないのだそうです。凄技!

大きな原型を縮彫機にセットして動かすと、他方の場所にセットされた鋼材に原型と同じ模様が縮小彫刻されていきます。

そこで完成した「完成極印」で円形の金属板に模様をプレスして貨幣やコインになります。

*造幣局では刻印の表記ではなく、必ず極印と表記します。

昔は手作業のみで粘土原型を作っていましたが、今は3Dのモデリングソフトも併用しながら作っているそうです。

マウスの代わりのようなペン型の機械を動かすと画面上の粘土の形状が変形します。

ペンから伝わる粘土を押し込む触感。

学生たちは興味津々にその感覚を体感させていただきました。

 

七宝室では、勲章の制作過程を拝見。

勲章の形に切り抜かれたパーツのキサゲ処理や七宝の施釉など、職人の技を間近で見ることができました。

 

 

丁寧な職人の技を真剣に見つめる学生たち。

 

普段使っている貨幣をはじめ、特別な方々だけに贈られる勲章がどのように作られているのか、そしてその歴史まで学ぶことができる大変貴重な機会となりました。

博物館と通常の見学ルートはどなたでも見学することができます。

ぜひ、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか?

造幣局 WEB SITE → https://www.mint.go.jp/

 

造幣局の皆様、ありがとうございました。

 

 

shimazaki (shimazaki)