SHF・BM1年生 栃木工場見学レポート vol.1 カネコヒール

シューメーカー・バッグメーカーコースの1年生が栃木県のヒールと木型の生産をしている株式会社カネコ様と、革の鞣しをしている栃木レザー株式会社様へ研修に行きました。
まずは株式会社カネコ様の工場見学です。
こちらの会社はヒール、木型、中底、金型まで製造する靴の総合部品メーカーであり、ヒールの製造では国内の40%を生産する日本一の企業です。
こちらはヒールを作るための金型。大量の金型が品番順に綺麗に保管されています。
出来立てほやほやのヒール。金型に液状の硬質プラスチック樹脂を流し込み、冷やすと成形される仕組みです。
出来上がったヒールは変形を防ぐため水槽に入れられます。細いヒールは作るのが難しいと思われがちですが、太いヒールの方が変形しやすく難しいそうです。
こちらでは出来上がったヒールをX線に通し検品しています。
女性の足元を支える最も大切なヒールは、品質管理が重要であり、機械と人の感覚で念入りな検品が行われます。
こちらは強度検査をしているところです。この機械で2万回ヒールを叩き耐久性を試験しています。
こうした徹底された品質管理により一貫した高品質なヒールが出来上がります。
最後に金子社長からお話と質疑応答をしていただきました。
ヒールを作るのに大切なことは強さとしなやかさを兼ね備えること。単純に硬くするだけでは、折れてしまう可能性があります。
ヒールは女性の足元を支える最も大切なパーツであり、ヒールの強さは美しさを伴います。
中国産のヒールは1/3程のコストで作れるそうですが、強さとしなやかさを兼ね備えた日本産のヒールには敵わないそうです。

シューズコースでは授業課題でカネコ様のヒールを使用していますが、今回の工場見学を通して普段何気なく使用しているヒールや木型がどのように作られているのかを知り、こだわりをもって作られているヒールの価値や大切さ、その品質の高さを身をもって体感することができました。

つづきは SHF・BM1年生 栃木工場見学レポート vol.2 栃木レザーをお楽しみに。

YASUI