独立時計師 菊野 昌宏氏 特別セミナー

今回、大阪校WMコースでは、水野学園同窓会の共催で独立時計師である菊野氏によるセミナーを開催しました。

菊野氏は東京校WMコースの卒業生であり現在は兼任講師としてもWMコースと深い関わりがあります。

このセミナーでは、今までに制作した「朔望」「和時計改」「折り鶴」「トゥールビヨン」の時計を実際に見ながら独立時計師になった経緯やあり方など学生にとっても興味深いものでした。

*左から「朔望」「和時計改」「折り鶴」「トゥールビヨン」

 

菊野氏の時計製作は機構やデザインはもちろんのことケースや針、文字板、歯車やネジなど時計を構成する部品の多くを自身で製作しています。一つひとつの部品の製作に膨大な時間と手間をかけ、一本の時計が出来上がるまで数か月を要します。

*菊野氏の代表作である「和時計改」

そうして出来上がった時計はユーザーの元で、ただのモノではないものとして時を刻んでいきます。自分の作りたいものを形にするまでの研究や試作、改良を重ねてオリジナルウォッチを世に送り出すという独立時計師だからこその達成感や苦悩、新しい発想へのチャレンジなど、菊野氏ならではのとても刺激の強い話でした。

セミナーの後にはたくさんの質問にも丁寧に答えて頂き学生も大興奮でした。

WMコースの学生の中には、菊野氏に憧れ、時計製作をしたいという気持ちで入学した学生もおり、入学当初に抱いていた気持ちを思い出したことと思います。

貴重なお話をありがとうございました。

小林(Kobayashi)