Original Hands & Setting lever jumper

今回、大阪校WMコースの学生を対象にしたスキルアップゼミにてオリジナルの針、そしてムーブメントパーツの作製をしました。

針作製では伝統的な技法でブルースチールの針をオリジナルの形で仕上げました。

針の色付けはメッキや塗装などではなく、炭素鋼と呼ばれる鉄素材独特の焼き色で表現しています。

高温での温度変化による青のグラデーションは温度管理や加熱時間により変化し、同じ色の針を作ることは非常に難易度の高いものです。

炭素鋼の板材から形を切り出し、ヤスリで仕上げ、そして磨く。

シンプルなものから複雑なものまで、たくさんの作品が生まれました。

そして、針作製と同時進行で作製したSetting lever jumper というムーブメントパーツは

ムーブメント内部でゼンマイを巻く時と針を合わせる時の切り替えに必要なパーツで、針と同じ炭素鋼でできています。

パーツとしての機能を確保するうえで形や取り付けのスペースに制限はありますが、その条件の中でオリジナルの形を作り出しました。

また、アンティークウォッチでは部品の調達が難しく修理、修復において製作することが多いパーツでもあります。

パーツ製作を通して作業の工程や修理の幅を広げる技術を学びました。

 大阪校 dripにて、このゼミで製作した学生の作品を展示します。

 

【期間】12/15()~12/26()

【時間】10:00~18:00 ※最終日は17:00まで

【場所】gallery & labo  drip

※上記日時の他、学校行事などにより閲覧ができない時間が出来る可能性があります。外部の方で遠方よりお越しの方はお問い合わせください。(お問い合わせ:06-6537-4333)

 

どなた様も、是非ご覧ください。

小林(Kobayashi)