POINT of VIEW/江口海里氏セミナー報告

2018年9月10日(月)@ヒコ・みづのジュエリーカレッジ大阪 1階ギャラリー&ラボ dripにて大阪でプロのプロダクトデザイナーとしてご活躍されている江口 海里(えぐち かいり)さんのセミナーが行われました。

KAIRI EGUCHI DESIGN      江口さんのご紹介

テーマは「相手に潜在するデザインを描く」。様々な側面から、簡単なキーワードや例を用いてわかりやすくご説明いただき、江口さんのデザインシンキングについて触れることができました。

最も印象的だったのは「まず話をきくこと」クライアントのためにデザインを考える上で、江口さんは「話を聞く」ということに最も時間をかけ、デザインにかける時間は10〜20パーセントとのことでした。

現在、相手が抱える問題点や想いを徹底的にリサーチし、形に起こす課題に取り組んでいる3年生。これからジュエリーのリフォームデザインの課題にとりかかる学生たちにとって、この言葉は響いたのではないかと思います。その他、江口さんのものづくりに対する姿勢やこだわり、経験やノウハウ、ミラノサローネに出展した経緯。その他、線、輪郭線、量感やバランス・・・など、デザインの根底にある「造形」の大切さについても深くお話しをいただき、これからもモノ作りを続けていく学生にとっては作品との向き合い方の大きなヒントになったことと思います。

ジュエリーとの分野は異なりますが、プロダクトデザインのデザインの考え方に触れることで、「相手に潜在するデザインを描く」大切さを痛感することができたことと思います。

↑セミナー終了後も学生から多くの質問が飛び交い、まだまだ江口さんにお話を伺いたそうな学生たち。

江口さんのセミナーをきっかけに、自分のためだけのジュエリーではなく、身に着ける相手の思考の方向性、相手の望む方向性をしっかり考えられるモノづくりを意識して欲しいものです。

 江口海里さん、この度は貴重なお時間を本当にありがとうございました。

kitayama(kitayama)