FAA2 / INST DRAWING WORKSHOP by Erik Mattijssen レポート① 2018.4.18 – 4.25

オランダ・リートフェルト・アカデミーで教鞭を執りながら、自らも画家として
世界中で活躍しているエリック・マタイセン氏をお迎えして行われた
FAA2、INST合同のドローイングワークショップ。
6日間に渡るワークショップの様子を2回に分けてレポートします。

今回はレポート①として、前半の3日間をまとめたものを報告します。

DAY 1
「ドローイングはうまさを競うものでなく表現方法の1つ」とはエリックの言葉。
暗闇の中、手探りで自分の顔を描くことからワークショップは始まりました。
利き手ではない手で描いたり、目をそらさずに相手を描いたりと、
今までの「描く」という固まった認識、概念を崩す「ドローイング」授業に最初学生たちは
戸惑いながらも、初日を終える頃には皆、自由に描くことの意味や意義を理解。
とても味わい深い「ドローイング」作品が多く出来上がりました。

DAY 2

リズムに合わせてドローイングすること。
地下の教室にドラムセットを運び込み2日目はモデルドローイングを終日行いました。
ヌードモデルの女性と半身ヌードの男性モデル2人が時間に合わせてそれぞれポーズを変えながら
空間にはドラムのリズムだけが響き渡ります。
ドラム奏者は大阪校SDの村瀬先生。

 

 

DAY 3
3日目のモデルは学生たち。INST課題の「MAN&OBJECT」に合わせて、
「人とモノ」との関係性を考察するドローイングを行いました。
午後は描きあがった他人のドローイング1枚を選び、要素を抽出して、
立体作品を作りました。

わずか3日間で1人100枚は描いたのではないでしょうか?

「描く」という行為から湧き上がってくるクリエイティビティの強さ、自由さ、純粋さはとても美しいものでした。
「描くこと」はまさに人類の根源的な欲求であり、ドローイングはエリックの言うとおり
うまい・下手を超越した表現手段の1つだと改めて痛感しました。

レポート①はここまで。

レポート②では後半の3日間をレポートいたします。

お楽しみに。

 

齋藤(tasaka)