海外研修旅行レポート【HIKO後編】 

研修旅行の後半、オランダでの様子です

EINDHOVEN:<ダッチデザインウィーク見学>

オランダ最初の訪問地はエイントホーフェン。電気機器メーカー「フィリップス」の本社がある工業都市。この街で毎年開催されるデザインの祭典「ダッチデザインウィーク」を見学するために訪問しました。町中でアートデザイン作品が堪能できる世界でも珍しい催事です。

まずは、オランダを代表するデザイン大学「エイントホーフェンデザインアカデミー」を訪問。卒業制作展が「ダッチデザインウィーク」に合わせて開催されています。

作者自らがプレゼンテーションする様子が印象的でした。卒業制作展をきっかけにビジネスチャンスを掴む学生もいるようです。

街全体がアートの祭典。周辺のお店、美術館、カフェなど沢山の作品展示を見る事ができます。

 

つづいてAMSTERDAM(アムステルダム)へ。水墨画のような美しい街並みが広がります。街中に運河が張り巡らされており、両岸にはオランダ独特の少し傾いた縦長の家と石畳で作られた道が印象的です。

 

AMSTERDAM :< Rob Koudijs gallery>

アムステルダムの中心にあるコンテンポラリージュエリーのギャラリーを訪問。オーナーのRob さんより所蔵する多数のジュエリーアーティストの作品を紹介頂きました。ショーケースはもちろん、抽斗の中にも沢山のジュエリーが収められており、世界中のジュエリーアーティストの作品を手に取って間近で拝見できました。

 

AMSTERDAM :< Katja Prins studio>

続いて アムステルダムのレッドストリクトにスタジオを構えるKatja Prins さんを訪問。医療器具の形や素材の面白さにフォーカスし、まるでコラージュを作るように感覚的に構成されたジュエリーを手がけるKatja氏。国内外にファンを多数かかえる売れっ子アーティスト。「ジュエリーにこだわってはいない。表現のゴールがたまたまジュエリーになった。」と語る彼女の自由な発想力とエネルギーはモノづくりの可能性は無限であることを教えてくれました。

 

AMSTERDAM :< Tassen Museum>

肩掛けかばん、スーツケース、巾着タイプ、アクセサリー等、中世末期から現代までの、ヨーロッパにおけるバッグの歴史をたどりながら学べる美術館へ。時代とともにファッションのスタイルが変遷してきたことがよくわかりました。

 

 

AMSTERDAM :< Amber Ambrose studio>

シューズデザイナーであり、デザインの講師も勤めるAmberさんを訪問。量産商品ではなく、アートとして・デザインとして一点物のシューズデザインを手がけています。彼女のクリエーションの源は聖書や神話に出て来る逸話や登場人物。女性の強さと繊細さを様々な靴の形で現しています。作品制作におけるプロセスや、靴やヒールの制作方法など学生にはためになることばかりお話を聞く事ができました。

 

同じヨーロッパでも気候や文化の異なる2ヶ国を肌で感じ、個人旅行では経験できない貴重な場面も多く存在しました。今回の多くの経験は必ず宝となり、参加者の皆さんにとって今後のものづくり人生が必ず豊かになっていくことでしょう。

 

ヨーロッパ研修旅行の報告は以上です。

iizuka(kawashima)