スイス企業研修報告

パテック フィリップ賞、リシュモン・アワード受賞者の研修が行われました。

●パテック フィリップ賞  WMM3年 栗原 哲
7月にスイスのジュネーブにあるパテック フィリップ本社のトレーニングセンターで2週間の研修を受けてきました。

研修内容はキャリバー240(自動巻き)、315(手巻き)のムーブメントのオーバーホールでした。そのほかには腕時計の外装組立や針付け、ジャイロマックステンプという特殊な調速機の精度調整など歴史ある時計メーカーならではの研修内容でした。時計のケースに施される石留や彫金をしている部署の見学、時刻を音で知らせる機構のついた時計の音の聞き比べなど、とても貴重で興奮するような体験ができました。

現場のトレーナーや共に研修をした海外の技術者との英語でのコミュニケーションも楽しく、すばらしい経験になりました。

2週間の研修を通して、本場スイスでも“自分が学校で学んできたことに間違いがなかった”ということが自信につながりました。


研修生、トレーナーと


仲間との懇親会

 

●リシュモン・アワード  WMM3年 牧野 聡子
8月にスイスのラショードフォンにあるカルティエ本社にて2週間の研修を受けてきました。

研修内容は、トレーニングルームにてトゥールビヨン(※1)の分解組立を通しての構造理解と精度調整、腕時計のポリッシング及び外装組立でした。その他にも新作の時計の製造工場の見学、エナメルを使用しての文字板製作現場での体験製作など本社製造工場ならではの体験ができました。

日々のプログラムで、その現場で働く多くの人との交流や特別に入ることの許された様々な場所で多くの学ぶ機会を得ることができました。

現場で働く方々は自分の仕事に誇りや、やりがいを感じている人ばかりでした。今回の研修で学んだこと、自分に足りなかったこと、それを考えて日々の努力に繋げていきたいです。

※1 トゥールビヨン...重力の影響による精度誤差をなくした特殊な脱進機


女性研修生とトレーナーと


ポリッシング研修にて

 

投稿:小林(nagao)