泥除け取り付けアドバンス

 

皆さん、綺麗に泥除けのついた自転車に乗っていますか?

 

そう聞かれて、「泥除けの取り付けに綺麗も、きたないもあるの?」と思った、そこのあなた。

あるんです。

 

ロードバイクやマウンテンバイクなどには、取り付けられることは少ない“泥除け”ですが、旅する自転車 ツーリングバイクには必須のアイテム。

 

たかが泥除けと思われがちですが、正しく取り付けるためには、フロントキャリアやステムの長さ、フレーム全体の設計にも影響を与える大変重要なパーツ

 

前回の“泥除け取り付けゼミ”の続編として、今回延べ5日間で行われた“泥除け取り付けアドバンスゼミ”では、フロントフォークの設計から、制作、泥除けを実際に取り付けての検証と、より理解を深めるためのゼミとなっています。

 

今回のゼミを担当していただのは、村山講師、大槻講師のお二人。

TCDのビルディング・メンテナンスの授業を、それぞれ牽引するお二人から受講できる、贅沢なゼミでもあります。

 

 

設計に入る前にツーリングバイクの車種や使用用途、それに伴うパーツチョイスなどを解説していただきました。「使用する全部の部品が決まらないとフレームの設計はできない」とは大槻講師の弁。

 

 

ツーリングバイクで輪行する際のやり方も、解説・実演していただきました。

輪行の方法によっても、泥除けの取り付け方法が変わってきます。

 

 

用途、使用する部品が決まったら、設計に移っていきます。

 

 

今回製作するのはフロントフォークのみですが、シートピラーやステムの長さのバランス、フロントバックの取り付けなどにも影響があるため、フレーム全体を設計していく必要があります。

 

 

大槻講師による最終チェック。

各部のバランスを見ながら、ミリ単位の調整をしていきます。

 

 

3日目からは、村山講師にバトンタッチ。

各自、設計したフロントフォークの製作に移りました。

 

 

ツーリングバイクらしい先曲げのフォークを実現するため、試行錯誤。フォークブレードの曲げ加工は、かなり力が必要だったりします。

 

 

左右均等に曲がっているかな?

 

 

フロントフォークの長さは、泥除けとタイヤのクリアランスに直接影響するだけに慎重に治具にセットします。

 

 

カンチブレーキ用の台座の取り付け位置も重要なポイント。

 

 

いくつもの工程を経て、ようやく完成したフロントフォーク。泥除けが綺麗に付くか楽しみ!

 

 

いよいよ迎えたゼミ最終日は再度、大槻講師にバトンタッチ。

泥除けを綺麗に、また安全に走行できるよう取り付けるためには、注意すべきポイントがたくさん。

 

 

泥除けをタイヤのアールに沿わせて調整するだけでも、案外難しい!

 

 

前後左右から見て、泥除けが歪んでいないか、バランスよく付いているか、を何度も確認することが、綺麗に泥除けを取り付けるための大切なポイント。

 

 

泥除けの先端部は、カッコよく形を整えていきます。

 

 

最後は泥除けをピカピカに磨き上げて…

 

 

無事に取り付け完了。泥除けが輝いていますね!

 

 

みなさん、いかがでしたか?

泥除けを取り付けるために、こんなにもたくさんの工程が必要なのかと、驚かれたのではないでしょうか?

 

「泥除けを取り付けるための5日間」こんなゼミができてしまうのも、個性的な専門知識を持った講師陣が揃う、TCDならではのこと。

 

今後も個性的で魅力的なゼミを、多数企画していきます。ご期待ください!

oshima