かまくらのりもの

「インタートラベルデザインフォーラム」

 

昨年よりTCDも参加しているこのプロジェクト。

デザインによる地域貢献をテーマに、複数の大学や専門学校が研究成果を発表します。今年もTCDの有志学生メンバーで参加しました。

 

毎年、鎌倉にまつわるお題が出されますが、今年のお題はズバリ「かまくらのりもの」

 

これは、日頃の勉強の成果を発揮するチャンス!

 

 

昨年末より、参加メンバーによるミーティングを繰り返し、1月に入ってからは毎日、夜遅くまで学校に残り準備を進めてきました。

 

鎌倉に求められている自転車は何なのか、鎌倉に向けた新しい提案ができないか?

全員で考え、話し合った結果、今回製作した3台の自転車がこちらです!

 

 

【気軽な自転車:OPNAS(オプナス)】

観光客が多く、狭い路地の多い鎌倉の町。そんな環境でもスマートに移動ができ、また手軽に乗り降りができるというコンセプト。

グリーンとベージュに塗られた車体は江ノ電をモチーフにしています。

 

 

【つながる自転車:Cycle Train(サイクルトレイン)】

サイクルトレーラーから発想を得たこの自転車。3台の繋がった自転車は、旅先での人の心もつなげます。

 

 

【出会う自転車:Cacetta(カセッタ)】

「Cacetta(カセッタ)」はイタリア語で「小さな家」を意味します。

荷箱はテーブルに早変わり。移動販売やクリエイターズマーケットへの出店も視野に、鎌倉の隠れた魅力を紹介していきます。

 

 

 

インタートラベルデザインフォーラム2017の開催地は、鎌倉 浄智寺。

鎌倉五山第四位の歴史のあるお寺です。

 

 

浄智寺 書院内で行われたプレゼンテーションの様子。参加各校が研究の成果を発表します。

今回のテーマは「かまくらのりもの」ということで、自転車をテーマに取り上げている学校も多く見られました。

道路環境やレンタサイクルの活用など、しっかりとリサーチされた発表は良い勉強にもなりました。

 

 

TCDチームも元気に発表。

コンセプト、設計、カラーリングまでしっかりこだわった、自転車に込めた思いの伝わる素晴らしい発表でした。

 

 

展示は浄智寺の中庭内で行われました。

 

 

当日は寒さも緩み、春を感じさせる陽気。浄智寺の中庭は、咲き始めたばかりの梅がほのかに香ります。

浄智寺を訪れた観光客の方々も、思いがけない展示物に見入っているようでした。

 

今回製作した自転車を、他の学校の方々にも試乗していただきました。

サイクルトレインは、3人が息を合わないと乗りこなすのは意外と難しい!

 

 

短い時間ではありましたが、楽しんでいただけたなら嬉しいです。

 

 

「デザインは繋げるのが得意」とは、インタートラベルデザインフォーラムを手がける多摩美術大学 藤原先生のお言葉。

 

今回、鎌倉の町に向けて学生たちが製作した3台の自転車にはいずれも、「出会う」「繋がる」といったキーワードが込められていたのはきっと偶然ではないでしょう。

 

自身の力だけで、より速く、遠くまで移動できる自転車は、そもそも「繋ぐこと」が上手な乗り物なのかもしれません。

 

自転車が繋ぐ「人」「場所」「物」

 

TCDでは今後も、地域や社会に役立つ自転車を、懸命に考え、作り出していきます。

 

 

最後はみんなで記念撮影。参加メンバーの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 

 

Oshima(Todo)