香港 ウォッチ&クロック/ジュエリーデザイナーWORKSHOP Vol.1

本校では、香港のウォッチ&クロック/ジュエリーの企業デザイナーへ向けたワークショップを毎年行っています。

このワークショップは、香港で開催されたウォッチ&クロック/ジュエリーデザインコンテストの賞品に当たるもので、コンテストの受賞者が日本でデザイン研修を受けられるというもの。そのデザイン研修先がヒコ・みづのジュエリーカレッジというわけです。

今回はウォッチデザイン・ワークショップの様子をレポート

講師にWMコースの手塚祐基先生を迎えて3月25日~29日に開講されました。受講生は上記のコンテストでの優勝者、1位、2位の3人で、香港で現職のデザイナーです。

左から 手塚先生 Ivyさん Vicent Leungさん Bong WongさんWMコース石崎先生

 

今年のワークショップのテーマは「漫画文化から発想した腕時計」で、日本最古といわれる鳥獣戯画を国立博物館に、海外でも有名な北斎漫画をすみだリバーサイドホールに、そしてお台場のガンダムフロント東京と、向ヶ丘遊園の藤子・F・不二雄ミュージアムまで足を伸ばしてリサーチをし、腕時計のデザインに取り入れるというものでした。

すみだリバーサイドホールの2015年開館予定のすみだ北斎美術館準備コーナーを見学

 

3日間のリサーチの後、4日目に企画・立案・デザイン展開をし、5日目に発表会をおこないました。

 

 

Ivyさんは鳥獣戯画に込められた風刺の精神を、表と裏で表現する文化と捉え、2面性を時計のデザインに盛り込みました。ブラインドのような構造で、表面が閉じると銀の面で、開くと時計の針が見え、裏面で閉じると黒の面になるアイデアです。

 

 

Bong Wongさんはドラえもんの中でも最も印象的な4次元ポケットをドラえもんの姿の印象と共にデザインしました。ドラえもんの姿の要素を分解して再構成した作品です。

Vicent Leungさんはお台場のガンダムフロントで見た等身大のガンダムの動きからヒントを得て、プロジェクターのような投影した光による時刻表示ができる時計のアイデアを出してくれました。大人も楽しめるギミックのデザインです。

 

講師の手塚先生は、今回のテーマの「漫画」は、ガンダムなど、私よりも彼らのほうがよく知っているものがあり、日本の漫画やアニメが香港の人たちにも愛されているのがわかりました。漫画という図形(記号)の伝える力の威力を感じました。と表現されていました。



コンテスト主催者の香港貿易発展局の方より、入賞したらこのワークショップに参加できるという情報が伝わり、コンテスト応募者へのモチベーションになって来ています、とのコメントを頂きました。

 

次回はジュエリーのワークショップをレポートします。