3年生カーボン特別授業セミナー

TCD3年生は卒制展に出品用のフレームを塗装に出したところで、今年もカーボン特別授業セミナーを行いました。昨年に引き続きアマンダスポーツの千葉洋三先生と、更に今年はグラファイトデザインの松崎雄一郎先生を講師としてお招きし、講義と実習を行っていただきました。

千葉先生の講義では、ご自身のカーボンとの関わりや、今まで携わってこられたお仕事など、カーボンだけでも40年以上に渡る様々なお話しを画像を交えてお話しいただきました。

アマンダスポーツ

千葉洋三先生です。

今年のカーボン実習では成型方法を学ぶことを目的に「シートワインディング成型法」によるハンドル制作と、「内圧成型法」によるパイプ制作を行っています。写真はスタイロフォームを切り出し、ハンドルの原型を作っています。

写真はカーボンクロスにエポキシ樹脂をしみ込ませているところです。

樹脂をしみ込ませたカーボンクロスを鉄パイプの型で挟み込み、タイヤチューブを使って内圧をかけます。

各グループごとに制作したのもを発表し、千葉先生よりコメントをいただきました。

樹脂が硬化してから鉄パイプの型を外し、中のチューブを抜き取るとこのようなカーボンのパイプが出来上がります。丸形や四角形、エアロもあります。

「シートワインディング成型法」によるハンドル

グラファイトデザイン

松崎雄一郎先生

松崎先生からはカーボンの特徴やグレード、製造方法、海外事情など主に量産に関わるお話をしていただきました。

左の方が松崎先生です。学生の質問にとても丁寧に応対していただきました。

各グループで制作したものです。

 

今回制作したもので実用強度を得る為には、もう2回くらいの試作が必要かと思われますが、初めて制作したものとしては上出来ではないでしょうか。実際に2種類の成型法で自分達が作ってみることによりカーボンという素材を体感できましたし、専門家である千葉先生や松崎先生のお話を聴くことで更に素材に関する知識と理解が深まったのではないかと思います。この授業が卒業後の皆さんの仕事に役に立つことを願っています。

今回、講義及び実習を行っていただきました松崎先生、千葉先生、ありがとうございました。

 

 

橋本 博匡