3年生カーボン特別授業

TCD3年生は卒制展に出品用のフレームを塗装に出したところで、知る人ぞ知るアマンダスポーツの千葉洋三先生を招きカーボン特別授業を行いました。千葉先生より、ご自身のカーボンとの関わりや、今まで携わってこられたお仕事など、50年以上に渡る自転車と共に過ごした様々なお話しを画像を交えてお話しいただきました。特にカーボンの可能性や新しい素材への試行錯誤のお話に皆食入るように聞き入っていました。

アマンダスポーツ

千葉洋三先生です

講話の後、カーボンクロスを使用し実際に造形する実習に移っていきます。

エポキシ樹脂の撹拌

 

撹拌後の樹脂をカーボンクロスにしみ込ませます

今回は、カーボンクロス等をパイプに巻き付ける技法を実習し、作り方の違いによるフレームの撓(たわ)みの検証を行いました。サイズを統一したクロモリフレームを準備し、ヘッド部分のみパイプろう付けの代わりにカーボンやその他素材(和紙、リボン、ストッキング、ガーゼ、包帯、バルサなど)、またカーボンとその他素材のミックスで作ります。画像は、カーボンを巻いている真っ最中です。

拡大するとこんな感じです。

樹脂が完全硬化してから形を整え、いよいよ検証です。全ての検体が同じ条件で測定出来るように計測方法を統一し、7項目で計測していきました。結果として、今回の測定方法に限って言えばバルサコアのカーボンの成績が良かったようです。検証内容に関しては千葉先生より、推測出来る理由等を解説していただき、今後に向けてのメッセージもいただきました。その後、制作したフレームは、数台を完成車にし試乗しています。千葉先生ありがとうございました。

 

橋本 博匡